坂本龍一さん、ゴールデン・グローブ受賞逃す
映画『レヴェナント:蘇えりし者』の音楽を作曲された坂本龍一さん
第73回ゴールデン・グローブ賞の作曲賞にノミネートされていました。
主演のレオナルド・ディカプリオさんも音楽を絶賛されていたので
期待していたのですが、受賞ならずでした。 残念
応援していたのですけどね
坂本龍一さんは、これまでに2度受賞しているんですよね
『ラストエンペラー』(第45回・1987年度)
『シェルタリング・スカイ』(第48回・1990年度)
ラストエンペラーのテーマ曲は
冨田勲さんの新日本紀行のテーマ曲のパクリだという人もいますが
名曲だと思います。
二胡をフューチャーした壮大なオーケストラ曲で
なんど聴いても感動します。
ちなみに、新日本紀行のテーマ曲
こちらも名曲で素晴らしい。
テーマの旋律、keyは違いますが
新日本紀行のテーマ曲の構成音と
ほとんど同じ音でラストエンペラーのテーマ曲は、作られています。
ペンタトニック音階を使っているので
似るのは仕方がないのかも知れません。
でも僕は別物の曲として認識しています。
坂本龍一さんは、2014年に中咽頭がんを公表して
1年くらい治療に専念されていたせいか
ゴールデン・グローブ賞のレッドカーペットでのお姿は
ちょっとお痩せになられていました。
今年の作曲賞は、映画『ヘイトフル・エイト』の音楽を担当した
映画音楽の巨匠エンリオ・モリコーネです。
エンニオ・モリコーネは、僕の尊敬する作曲家でもあります。
今年は88歳になられるというのにまだ第一線で活躍されていて素晴らしい。
坂本龍一さんの受賞は残念でしたが
尊敬するエンニオ・モリコーネさんが受賞されたので
それはそれで嬉しかったです。