ひしめく男性一流棋士に交じって上野愛咲美女流棋聖が、竜星戦の決勝まで勝ち上がりましたが、一力遼八段に敗れて準優勝で終わりました。
応援していたのですが残念でした。
若手棋士の中では実力者な一力八段に勝つのは容易ではないことはわかっていましたが、今期の竜星戦での上野愛咲美女流棋聖には勢いがあったので、このまま流れに乗って優勝もあり得るのではと期待していました。
とはいえ女性棋士が準優勝ということだけでも、この偉業の価値は大きいと思います。
一力遼八段は、前期に続きの優勝で2連覇、安定の強さですね
一力遼八段は、7大タイトル以外の棋戦での優勝経験は多いのですが、7大タイトル戦の優勝経験はありません。
7大タイトル戦にこれまで第42期43期天元戦、第65期66期王座戦、第42期棋聖戦と5度挑戦者として登場しています。
相手はすべて井山裕太さんです。
66期王座戦ではあと一歩というところまで行ったのですが、井山さんの壁を超えることはできませんでした。
7大タイトルのどれかを取れておかしくない実力の棋士なので、そのうち取るのではないでしょうか?
今年の囲碁界は、なんだか盛り上がっています。
プロ公式戦デビューの最年少記録を樹立した10歳仲邑菫初段の誕生や、現在名人戦に挑戦者として戦っている19歳芝野虎丸八段の登場(3勝し名人タイトルまであと1勝!!)、竜星戦での17歳上野愛咲美女流棋聖の決勝進出
10代の棋士の活躍が目立ちます、若い人の風が吹き荒れている感じですね^^
今期の竜星戦、上野愛咲美女流棋聖は準優勝に終わりましたが、いつになく竜星戦が盛り上がり上野愛咲美女流棋聖はじめ棋士のみなさん、ありがとうございました。